10円玉が繋いでくれる、「江藤商店」
こんにちは。湘南在住28年のハヤクチです。
これから、私のお気に入りスポットや”知る人ぞ知る”隠れた名所を少しずつご紹介していこうと思います。
今回訪れたのは平塚の海側、袖ヶ浜海岸からほど近い場所にある「江藤商店」。
知る人ぞ知る存在でありながらも、地元の人にとってはなくてはならない。そんな昔ながらの小さな駄菓子屋さんです。

ここは私にとって、単なる駄菓子屋以上の場所なんです。
実は母校がすぐ近くにあり、学生時代はまさに「放課後の聖地」でした。
部活帰りや学校終わり、お腹を空かせた仲間たちと、 なけなしの小銭を出し合っては
この店先で笑い転げていた記憶が今も鮮明に残っています。
最近では、この交差点がback numberの『水平線』のMVのロケ地としても使われました。
聖地として訪れる方もいるようですが、昔と変わらない「通常営業」を続けています。
その変わらなさが、なんだか凄く嬉しく感じました。


ふと、当時通っていた母校で
「ハナ」という猫を飼っていたことを思い出しました。
ハナもこの江藤商店の常連でもあって、
いつもご主人におやつをもらっていました。
外でお弁当を食べてると、すっと近づいてきて食べ物をねだる、ちょっとズル賢い子だったんです(笑)。
ハナは一足先に旅立ってしまいましたが、向こうでも元気にやっているんだろうな。
買ったカルメ焼きを食べながら歩いてみると、すぐ近くにはもう海があります。
数十円の駄菓子を買って、 店主の温かい表情に触れると「明日も頑張ろう」って素直に思えました。
ここには、暮らしに溶け込んだ”本物のノスタルジー”があります。

みなさんも、海まで散歩したついでに、
ちょっとだけ寄り道して「あの頃の自分」に会いに行ってみませんか。